僕のヒーローアカデミア新連載1話感想ネタバレ注意!「緑谷出久:オリジン」面白い…無個性主人公と熱い展開と設定と…ジャンプ感想32号2014年1
僕のヒーローアカデミア№1「緑谷出久(みどりやいずく):オリジン」(堀越耕平)
まさかのアメコミ風新連載…と思わせる表紙。逢魔ヶ刻動物園、戦星のバルジでお馴染みの堀越耕平先生の新連載です。感想を一言で書くと「熱い」。付け加えるなら「泣いた」。正直言うと、大きなお友達(私)が喜ぶ新連載は、中高生は楽しめないのじゃないか…と思いましたが…ともかく良かったです。ベースとなった読切は7年前とのことなので、ほとんど内容を覚えてなかったので、新鮮度も高かったです。
おもしろかったところ。
冒頭から子ども異能すぎで、中国の軽慶市(架空かな?)発のヒーローのいる日常。超常が普通の世界。シンリンカムイ(樹木マン)マウントレディ(尻)などが公務員的にヒーローなのが面白かったです。
あと、アメコミヒーロー(画風が違う)的なオールマイトの存在も…。てっきり彼が死んで主人公の緑谷君に継承する話だと思いましたが…。
気になるところ。
…足の指の関節が2つある(とても地味)。どう考えても、後々に大事になってきそうな設定ですが…。単純に能力の開花が遅いとか、発現に条件がいるとかでしょうか…。超常の力を使わずに知識&科学とかでヒーローになる展開も予想できますが…。やはり、超常の力でヒーローになって欲しいところ。
良かったところ。
ビッグな乙女でかすぎで現場に入れなかったり、ヒーローは敵との属性に相性があったりして、それぞれムリはしないのがリアルで良かったです。そして、偶然だけど最悪の結果に転がっていくきつい展開の中で、主人公の立ち上がりの見開きが良かったです。
雨が叙情的で、母の涙の痛い回想がオーバーラップして現在で結ばれるのが、熱くて泣きそうになりました。複数の感情が入り混じって、結果として許しの涙なのだと思います。良い1話でした。
その他一言感想。
- 爆豪勝己。強そうな名前。名前が能力を表すなら…主人公は五行の『木』を使ってシンリンカムイ的な能力だったりして…。
- 人のノート破壊がひどい(結果、対策ノートで助かるわけだけど)。
- デトロイトスマッシュが激しすぎ…(なぜデトロイトなのか?)。
第2話、次回の予想。
本気で歩き出したヒーローへの道。雄英の受験に向けて勉強と個性探しを頑張る感じでしょうね。今回登場したヒーロー達の素の姿が出てきたり、第2話的にはヒロインが出てきたりして(希望)。まだ発言してないだけで、すごい能力があるのでしょうね。
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進化ラプソディ(堀越耕平)は割とおもしろい~赤丸ジャンプ2008年SUMMER
余談。
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