HERO第2話感想&あらすじ・終了のゴングはまだ鳴らない!計画的常習犯を女性キックボクサーが告訴!
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。正義を突き通すということ、真実を追求するということは、時には事件の当事者を傷つける事がある。よく聞くフレーズですが、法治国家でも法の抜け目はあるわけで、お金があればいい弁護士が雇えて、いい弁護士をやとって高額な示談金を払えば表沙汰にならない罪というのはあるようです。今回のテーマは格差問題。
キャスト。
部長検事・川尻健三郎(松重豊)はとってもいい上司です。
案件を4人の検事に振り分けるのは彼のお仕事のようですが、各検事は自己主張と自身の得意分野を心得ている為、部長検事が内容を読み上げると自主的に勝手に案件をとっていきます。(軽んじられているように感じますが)各検事が残業していたら一緒にお夜食食べて残っているという愛され上司の一面も。そして、今回は久利生検事(木村拓哉)と馬場検事(吉田羊)が強制わいせつに関する事件で警察に調査協力や再調査を依頼。忙しい中困ると警察から苦情の電話がくるも「事件のこと調べて何が悪いんだ!」と急にブチギレて3秒後には反省して落ち込む川尻部長。押えるとこ押えてうるさくない上司。いい上司です(笑)
あらすじ。
強制わいせつの案件が二件。1件の加害者はフリーターで被害者は10人以上、もう1件の加害者はエリートサラリーマンで被害者は1人で護身術としてキックボクシングを習っている女性です。
久利生検事と麻木事務官(北川景子)はエリートサラリーマンを担当、フリーターは馬場検事が担当します。両案件とも「魔がさして」という事件ではありますが、エリートサラリーマンには有能な弁護士・桜井丈太郎(谷原章介)を雇い釈放と示談を順調に進める一方、フリーターは国選のおじぃちゃん弁護士がついただけで何の手立てもなく告訴の方向で話が進んでいきます。
エリートサラリーマンの事件、「絶対に許せない。告訴してください!」と言っていた被害者。弁護士・桜井より示談を持ちかけられコロッと示談に切り替えます。キックボクシングを習っている被害者が加害者に負わせた傷は過剰防衛であり、お互いが告訴し合うという情報を避けて十分なお金貰う方がいいのではないかと桜井に説得されたようです。しかし、彼女は事件後キックボクシングも休み、会社まで休んでいます。さらに手は震え眠れない夜が続くという状況でした。
示談にすることで事実が隠蔽され、更なる被害者が出る可能性があります。何より事実を明らかにする必要があると感じた久利生と麻木は事件が起きた事件に現場に向かいます。現場は薄暗く、被害者が襲われた場所は防犯カメラの死角。そして加害者の持ち物が置いてあった場所は繁みの奥の休憩スペースだった。「魔がさして」行為に及んだ割には持ち物の置き場所が遠くであった事、また防犯カメラのちょうど死角であったことから「計画的な犯行」だったんじゃないかという疑いが出てきました。
当事者の間で示談がほぼ成立しているにも関わらず、ねばって真実を追求する久利生に刺激され、馬場検事も事件の真実を明らかにするために被害者の女性全員に加害者の動画を見せて「犯人はこの人で間違いないか」と確認をしていきます。すると、十数人いた被害者の内3名の被害者がこの人ではないかもしれない、顔ははっきりみていないと証言します。こうなると全件をまとめて告訴する訳にはいかなくなります。久利生は3名の被害者にエリートサラリーマンの写真を見せて見ます。すると、その被害者の内一人は「犯人はこの人ではないけど私はこの人を知っています」と言いだします。
エリートサラリーマンは学生時代からレイプまたはその未遂を繰り返している常習犯でした。警察に再調査を依頼し、防犯カメラから加害者が被害者の2時間前に現場に到着していることが判明し、今回も繁みに引きずりこんでしようとしていたということが明らかになる。久利生は麻木に被害者と告訴するかどうか、相談するのを任せました。「終了のゴングはまだ鳴っていない、試合はまだ続いてる。ここにセコンドしたがってるヤツ(麻木)もいるんで。」
結局、3名の被害者を襲った犯人は誰なんでしょう・・・迷宮入り?(笑)
面白かったこと。
今回はブラック麻木が登場。弁護士・桜井に「素人」「感情的」と言われ相手にされず、さらに警察からも「検事から連絡をもらわないと」と相手にされないのにたいし、いじけてブラック麻木が登場します。なんでこんなジーパン検事が検事になれるんだと久利生検事に絡みます。久利生は実は中卒で検事になっているのですが、それに対して麻木は驚きを隠せません。麻木の中で訳あり検事のイメージは益々膨らむばかり。さらに、麻木に想いを寄せる宇野検事(濱田岳)に「いじめられっ子だったでしょ?」と酔っぱらって絡むブラック麻木。麻木は昔いじめっ子だったらしく雰囲気でわかるそうです(笑)好きな女性に「いじめられっ子だったでしょ?」と言われる心中を察します。。。
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感想の感想(ナカノ実験室)。
…うーむ(一応)男の私としては、同性としてなんとも言えない気持ちに…。人間のそういうところ、なんとかならんかな…と。キックボクシングやってて、攻撃力が強いから、精神も強いって訳じゃあない。強そうな人が強い訳じゃない。そんなことを思いました。
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