HERO第3話感想&あらすじ・説教、処罰、罰金、なにより心に染みるのは妥協せず真摯に向き合う久利生検事(木村拓哉(SMAP))の姿勢。
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。被疑者・加害者・また被疑者の家族への向き合い方。人の心は力で変える事はできません。よく「お役所仕事」と言われますが、心のこもらない対応からは不必要な悪意が生まれやすいのですが、(仕事をしてるとついついそうなってしまいます(笑))そんな「気の緩み」が今回のテーマです。
キャスト。
遂に、田村検事(杉本哲太)と馬場検事(吉田羊)の仲の悪い原因が判明しました。実は、以前このポジションにいたのが芝山検事(阿部寛)と中村美鈴検事(大塚寧々)。この二人は不倫関係で、芝山が家族の話などをし出すと美鈴さんがぷりぷりし出すという仲の悪さだったように記憶していますが、今回の田村検事と馬場検事は元恋人でした。6年前に付き合っていたそうですが、田村検事が牛丸次席検事(角野卓造)の娘とお見合いして結婚、馬場検事としては二股後結婚した男=田村です。しかも謝罪等は全くなかった様子で、女心的にはあり得ない男像ができあがっていました。という訳で、馬場検事は毎日毎日田村検事に因縁をつけては悪口を言っているわけです。
気持ちはスゴイわかります。計算高い性格は百歩譲って個性として許すとしても、結果どうこうではなく良心の呵責はないのか!というのが一番の論点です。
馬場検事は実はバツイチだったとい情報も今回初公開。例のいきつけのバーでこの真実を語りながら泣き出す馬場検事に、マスターが「あるよ」といって出したのがハンカチであることにときめきました(笑)
あらすじ。
留置場にいた田村検事が担当していた容疑者が心筋梗塞で死亡する。たまたま残業をしていた久利生検事(木村拓哉)が現場に立ち会うことに。前日に自供を翻し罪を認めたところの死亡で、起訴できず終わってしまいました。
事件の詳細は、二人の男がすれ違いに方がぶつかり口論となり揉めて、片方が頭を打って死亡するという事件。当初容疑者の男は、相手の男から喧嘩をふっかけてきたと自供していたが、6回目の取り調べで自供を翻し罪を認める。
すると、被害者側の父親が押しかけて来て「担当検事に会わせろ」と言う。あまりの剣幕に、田村検事は遠藤事務官(八嶋智人)に対応を押し付け一切対応しませんでした。当事者二人が亡くなってしまい、これ以上真実の追求ができない以上は親族に説明はできないというのが正味の事のようです。
そんな中、久利生検事はキャビンアテンダントさんの麻薬所持・使用についての取り調べを行っていた。通常、物的証拠がある事件であるため起訴すれば終わる仕事ですが、久利生は「キャラクターが知りたい」と言いだし、容疑者のお兄さんや同僚に直接会って容疑者がどんな人か調べ始める。
容疑者は「少し躓いただけ、忘れてやり直す。」と前向きな発言をしている。しかし、久利生はこの発言に対し納得がいかないようで、起訴までの時間を延ばしているように見える。親族や同僚からの評価は良く、面倒見がいい信頼できる人物であることがわかる。では何故麻薬をしてしまったのか。久利生は容疑者に「開き直っているように見える。やり直すと言ってるけど、自分だから大丈夫と【気を緩めないで】欲しい。薬物を甘く見ないでほしい。」と説得する。本当に容疑者の立ち直りを心配している人の言葉だからこそ容疑者に届きます。容疑者は急に感情的に泣き出し、自分のしたことが少しの躓きではなくとんでもない大きな躓きである事に気づきます。
遠藤事務官に「久利生検事の担当する容疑者は皆納得して処罰を受ける。」と言われた田村は被害者の父親と面会し、そして親族の気持ちを慮れなかった事を謝罪しました。これも彼なりのポイント稼ぎだそうです(笑)
面白かったこと。
久利生付の事務官麻木(北川景子)は、久利生の担当になってから毎日残業だと愚痴を言います。彼女の楽しみは一人で食べる美味しい夕飯。自分の好きな美味しいものを一人で満足いくまで食べるのが彼女の幸せです。それが毎晩の残業で、予約したイタリアンのレストランをキャンセルする羽目になったり、天丼を食べようとしていたら呼び出しをくらったりで不満はピークに。
また、田村付の事務官遠藤は面倒くさい事を押し付けいつもエラそうな田村に不満を持っており、馬場検事は自分付事務官の井戸(正名僕蔵)は新婚ラブラブ電話を業務中にするという理由で不満がたまっており、宇野検事(濱田岳)は惚れている麻木を自分の事務官にしたいが為に末次事務官(小日向文世)とは年が離れすぎてーと文句を言い、末次は末次で馬場検事の事務官に付きたいが為に宇野検事は若すぎてーと文句を言います。
川尻部長検事(松重豊)はそんなみんなに挟まれて我慢できず組み合わせを変えます。
宇野検事と末次事務官の意図には反し、田村検事と麻木事務官、馬場検事と遠藤事務官、宇野検事と井戸事務官、久利生検事と末次事務官という組み合わせ。空気読めてないのは意図的なのか何なのか(笑)
事務官全員、やっぱり元鞘がいいなぁって雰囲気になっていたので、川尻部長気を利かせてもう一回再検討してもいいと言うと、事務官全員元のがマシだと言って元にもどりました。何だこの展開、素直じゃないなぁってとこでにやにやしてます。
来週は美鈴さん登場です!
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感想の感想(ナカノ実験室)。
不倫や愛憎の部分は別として…麻薬とはホットな話題ですね。そのうち、危険ドラッグ(脱法ドラッグ)とかも、ドラマで登場する日も…あるかも知れないですね。
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