呪呪の番兵(谷崎修平)感想ネタバレ注意!能力者バトル漫画!?面白い…主人公の背景と作品世界が気になる…ジャンプNEXT!(ネクスト)2014Vol.4ジャンプ感想11
呪呪の番兵(谷崎修平:たにざきしゅうへい)
谷崎修平先生の新作読切です。主人公はホロプト。ヒロインはカガリ。好きな作品で「ハンターハンター」を挙げられてますが、能力者バトル漫画という感じだと思います。絵柄や背景にも、それらを感じます。Gペンじゃあなくて、カブラペンを使われている可能性もありそうです(そこまでは画面から分からないですが)。
おもしろかったところ。
危険な力を持つ危うい存在。強大な力と人の関係。迫力のバトルシーンなどが面白かったです。呪術は基本的にサイコキネシスのような感じで、その延長の『人形』詳しい説明が欲しかったですが、絵的に迫力があり、怖くて良かったです。
雰囲気のある背景など、色々な表現にハンターハンターを彷彿とさせるモノを感じましたが、そのあたりを極めて欲しいな…と思いました。
気になったところ
若干、分かりにくい冒頭。開始の時点では、色んなキャラの相互関係や、位置関係が分かりにくいような…読者的に、素性の分からない主人公とヒロインが会うけど、テキスト的に説明が始まるのは『死霊髪』という組織名などの部分というスタートでした。
あえて、世界観をキャラからは遠いところから説明を開始しているのかな?と思ったのですが、不思議な味わいがありました。ただ、背景などの情報量も多いので、冒頭数ページは「何を見せるのか?」を意識して情報を出した方が、読みやすいかな?と思えました。
良かったところ
う、宇宙の神か…と思えるスペクタルシーン。バトル描写などは、劇的すぎて何がなんだか分からん…と思ったのですが、ハンターハンター風のペンの線が荒っぽい部分もシーン表現の一環としてミームしている感じが良かったです
本編では、多くは語られてない主人公の生い立ちや、ボーイ・ミーツ・ガールなシーンも良かったです(私の好みのツボでした)。雰囲気のある背景の感じも良かったです。
その他一言感想。
- 固有名詞多い。作品の世界観の導入として成功しているか否かは一項の余地がありそう。
- 子どもに辛辣になっちゃうヒロインっていいですね。どこか懐かしいヒロイン像を感じました。
- 親を殺した過去とかありそうで悲しい…。
連載化されたら…。
主人公の生い立ちの謎を探りながら、発狂した呪術師を倒したりする感じでしょうか。呪術師達の世界の外の枠組みや、敵対組織。主人公に係る黒幕なんかが出てきたりすれば、背景が広がると思います。
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一言感想です。
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びっくりするくらいに、こちらの感想を書いていたのを忘れてました。検索して思い出す真実…。
少年ジャンプNEXT! 2014Vol.4。
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余談。
マンガの定番のミスリードに、弱そうに見えて実は強いってのがあると思います。また、だから相手の実力を見極められない敵というのも典型パターンだと思いますが…メタ的な意味では、それをもう一回覆すシーンも読んでみたいな…と。もちろん、覆すことが主目的じゃあないですが、マンガを読んでいる人ほど「あいや、そうきたか!?」となりそうです。
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