信長協奏曲第1話感想&あらすじ・高校生サブロー(小栗旬)が戦国時代にタイムスリップ!自分そっくりの顔をした織田信長と出会い、信長を任されることに・・・?!(ネタバレ注意)
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。テーマは「逃げ癖」、学校の行事で時代村に来ていた高校生のサブロー(小栗旬)は好きな女の子に告白するも、フラれそうになった途端相手の話も聞かず逃亡する。自分に都合の悪い事を聞かないでフラれた訳ではないことにして誤魔化して生きているサブローが戦国時代でどう成長していくかが見所です。
キャスト。
タイムスリップした高校生サブローと尾張の織田信長の二役に小栗旬、織田信長の乳兄弟であり義理の兄弟にもあたる信頼できる家臣の池田恒興に向井理、今川勢の間者の伝次郎(原作では木下藤吉郎と名を変え織田家に潜入する設定らしく、豊臣秀吉役ということになる)には山田孝之と、ドラマで主役をはれる役者が3人もそろっていて大変豪華なキャスティングである。そしてヒロイン、信長の妻・帰蝶(濃姫)には柴崎コウ、その父斎藤道三(美濃のまむし)には西田俊之、駿河と遠江の国の今川義元には生瀬勝久、また信長の実弟・信行の第一家臣で信行没後に信長につかえる柴田勝家に高嶋政宏など各所見どころ満載で展開が楽しみです。
あらすじ。
尾張(現在の愛知県)の織田家嫡男である信長は、史実では奇妙な行動が多く「尾張の大うつけ」と称されており、身分の差なく町民と戯れる人物像が残っている。しかし、サブローが出会った織田信長(小栗旬)は病弱でとても乱世では生きられない優男でした。
信長は家督争いで実弟・信行(柳楽優弥)から終始命を狙われており、その環境から逃げ出すためにサブローに信長を任せることにした。サブローは時代村のイベントと誤解し引き受けるが、戦が始まり目の前で人が死に初めて自分がタイムスリップした事に気付く。
信長は政略結婚した帰蝶との夫婦関係もうまくいっておらず、実弟・信行からも命を狙われており気の抜けない状況。そんな折、帰蝶の兄・義龍(新井浩文)が妹の様子を見に来ることになるが、信行の策略で帰蝶が誘拐される。信長は帰蝶の身を心配して捜索するが、家臣は皆「帰蝶が無事戻らなければ信長が命を持って償わなければならないこと」また「無事に戻ったとしても、身を危険にさらしたため信長が責任をとらされること」を心配して探していた。信長は家臣に「そんなことで探してたのか心配じゃないのか」と叱責する。それを聞いていた帰蝶は信長に心を開き、実兄との面会時(どろどろの衣装にも関わらず)「身支度に時間がかかった」と信長を庇う。更に信行の策略と知った信長は信行に対し「卑怯なことをしないで直接俺を狙え!」と啖呵を切る。そんな様子を見ていた父・信秀(団時朗)は信長を跡継ぎにと決意するも、その夜今川勢の間者・伝次郎(山田孝之)に暗殺される。
家督を継ぐなんて自分には無理だと泣き言を言うサブロー=信長。ここでも家臣・池田恒興(向井理)に「逃げるないで欲しい」と諭され、ぶっちゃけほんとに自身なくて「正直、学級委員とか選ばれるタイプじゃ全然ないし頭もよくないしみんなの事ひっぱれるかわかりません。でも、とにかく信長やってみます。」と家督を継ぐことにする。
すると、様々なものが挨拶に来た。そんな中、親戚の犬山城城主・信清(麿赤兒)は信長の父・信秀と取合っていた領地を今こそ取り返すと宣戦布告を申し出た。親戚で領地争いなんて・・・と信長は信清に領地を無償で差し出すこととする。また、家臣には効率化を図るため一週間に一回休みを取るよう命令し、更に食事は健康を考え全員1日2食ではなく1日3食とするよう指示を出した。
しかし恒興は信長の政略に対し意見する。親戚であっても無償で領地を差し出すと更なる領地を求めてまた戦になる、一週間に一回家臣に休みを言い渡すというのは織田家に必要ないとの通告と同じ、1日3食にでき程食料はないと言うが、信長はそれに対し自分は戦のない社会を作りたいからそれに対して自分なりに考えていると言う。
多くの家臣が信長についていけなくなり、実弟・信行につくようになり、信行はこれを機に信長に戦を仕掛ける。戦などしたことがないサブロー=信長に指揮が取れるはずもなく、情勢は完全不利、投稿し信長が切腹するしかないとなった時、「領地譲渡に報い」と信清が援軍として参戦し一気に逆転となる。
信長は実弟・信行とその家臣・柴田勝家(高嶋政宏)に切腹を命じませんでした。458人が信行の為に命を落とし、その458人には家族も妻もいて死にたかったヤツなんて一人もいない、信行にも信行に死んでほしくない人がいるから自分は殺さないと言う。柴田は心打たれ、信行という人物を見誤っていたかもしれない、一度死んだものとして一新し信長様につかえようと信行に進言するも信行の心境は複雑なようだ。幼い頃より身体の弱かった信長の代わりに武功を上げてきた信行、その信長の一家臣として一生を終える事を良しとせず、もう一度信長の殺害を試みるも柴田に阻まれその場で切腹する。衝撃を受ける信長に対し、周囲の家臣は「見事」と評し、柴田は信行の介錯をかって出た。
面白かったこと。
信行の死後「なんとかなるだろで生きていけたのは現代だったからなんだろうなぁ」と帰蝶にこぼした信長の一言はとても印象的でした。高校生が一城の主となり、様々なものを背負って色んな決断をしていかなければならない時代、現代ではまだ高校生は子供として扱われています。大人になっても、背負ったり決断したりすることが出来ない人が沢山いると思います。時代は違って形は違っても、背負ったり決断したりすることができるようになるというのが大人になるってことなんだろうなぁと思いました。
そして信長と帰蝶の不思議な関係、信長が妻・帰蝶に対し「妻として見る気はない」と言い、周囲に淑やかな妻を演じていればいいと距離を置いていましたが、サブローが信長となることから進展変化していく様子。
史実に残る情報に帰蝶のものは少ないようで、信長との間に子はいなかったというのが通説のようだが確証はなく、信長が内助の役割を高く評価している情報はあるがいつ亡くなったか、どの墓に入ったかなど確かな情報がありません。明智光秀の従兄妹という説もあるそうですが、明智光秀自身の出自に謎が多いためこれも定かではないようです。このドラマでは、本物の信長が「明智光秀」と名を変え今後のストーリーに参戦してくる設定なのでまた興味深いです。
気の強い帰蝶と高校生で幼いサブロー扮する信長が喧嘩ばかりしている姿を見ると少し微笑ましくなります。面白い展開になりそうだなと期待しています。
歴史は無知で苦手なんですが、こういう作品を見ると詳しくなって、わかってくるとまた楽しめるようになるんだろうなと思います。歴史をちゃんと調べて、史実を見ながらドラマを見ていきたいと思います。
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