リチャードⅢ世の感想
リンク集にある「
喀血劇場」さんへのトラックバックです。感想を書いているお芝居の公演情報は
こちらから参照できます。
10月2日に観に行ったお芝居の感想です。
会場がすごかった。 会場の西部講堂へ入った瞬間にビックリしました。今まで、西部講堂へは、何度もお芝居を観に行ってますが、舞台の規模にビックリしました。舞台に石畳が出来てました。そして、「どこが石舞台?」って思いました。西部講堂に入ると、今、素舞台のどこにいるかは、分るのですが、今回はほとんど分りませんでした。床の底上げとかもされていたのかな?そして、最終的に思ったのは、「いったい、いくらお金がかかっているのだろう?」ってことでした。
役者さんは、凄い上手だったが… 出ている役者さんは、物凄く上手でした。好みとか、配役とか、パラメータ等々はあると思いますが、基本能力は凄く高いと思いました。
しかし…、敗因は、私がシェイクスピアの知識がないってことでした。読んだこともありませんし、観たのも今回が初めてでした。パンフの粗筋や家系図とかを見ても、ややこしいのは、分ったので、一応読みましたが、話の筋はあまり、深く考えないで、観ていて分ることと、雰囲気を楽しむことにしました。大体、話は分ったのですが、予備知識があった方がもっと楽しめるのでしょうね。登場人物への思い入れもありませんでしたし。
喀血劇場の主宰の出番が思いの他少なかった 私が、今回観に行った理由の殆どは、トラックバック先の喀血劇場の主宰さんが出ているからでした。が、彼の出番は、主に、中盤及び後半だったので、彼が出てくるのが楽しみというか、ぶっちゃけ、他には知っている役者さんも少なかったので、人物思い入れが少ない状態で観てましたから、正直、少し退屈でした。基本知識がない状態で、シェイクスピアの日本語訳の長いセリフも、役者さんは上手で、聞いていて心地よいのですが、如何せん、長くて多いので、飽和気味でした。
そして、待ちに待った主宰さんですが、正直、悪くはなかったですが、ちょっとイマイチ。考えられる理由は…。
①待っている時間が長かったから、期待の方が大きくなった。
②以前、共演した時の舞台上での輝きが、まだ、残ってる。
って、所でしょうか?②の影響が強いのじゃないかなー?と、観ながら思ってました。客席で観るのと、舞台上で見るのは違うのですけどね…。嫌な客です。
殺陣をする際に嫌な客だろうな私は 殺陣があったのですが、イマイチでした。BGMも今までの雰囲気にあってない気がしましたし、西洋の話なのに、殺陣が日本チックだなーと思ったり。でも、手の中に蹴り技があったので、その辺は日本チックではないですね。そういえば。
殺陣がイマイチと言う前に、私が殺陣を見るのが苦手です。どうしても、ダンドリ等々を気にしてしまう訳です。ダンドリとは、動きの流れですので、そこを気にして見ていると、どうしてもお芝居の方に集中出来ないのは当然です。そこを注目すると、どうしても、「本気で斬りあってるように見えない」のは、当然、非常に嫌な客です。
しかし、動きを見ているとやはり、動きも洗練されているなぁと思ったり。
私自身は、殺陣と言えば、拳法系が好きで、簡単なダンドリを簡単なSEで派手に見せるってコンセプトで卒業公演のメガネ大使という芝居をやりました。
話はそれましたが、殺陣というのは、難しいのに、ハイリスクな演出だよなーと思いました。
まとめ もっと多くの人が見れれば良いのに 色々、突っ込んだ部分もありますが、結局、思ったのは、もっともっと沢山の人が見れれば良いのになってことです。舞台の規模とかクオリティは、ここ最近見たお芝居で、ピカイチでした。しかし、京都は西部講堂と場所が限定されている以上、観に来れる人は限られている訳です。もったいないと思いました。
また、私は学生当日で1.000円で入りましたが。社会人、前売り1.200円、当日1.500円。学生前売り当日共に1.000円という料金設定で、どれくらいの予算で動いているのだろうか?1.000円で300人と考えたら30万円。当然、詳しい予算のことは分りませんが、最低赤字を出さない。そして、黒字をバシバシ出していけるようになることが、大切だと最近考えてます。
お芝居の感想だけではないですが、西部講堂でそんなことを考えてました。
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