修士論文作成日記・17日目 ~躁の後には鬱が待っている?~
10月25日の事。
今日は、午前中から上京区区役所に行かないと駄目だった。研究室の仕事だ。でも、朝から調子が悪い。何故だか、昨晩、うなされたからだろうか?
9:30に上京区区役所の前で、教授と待ち合わせだったが、教授はちょっと遅れて来た。前の用事が長引いたからだろう。区役所で、手続きをすませて作業開始。教授も最初手伝ってくれていたが、授業の関係で、途中から一人で。
しかし疲れる。主な作業は転写なのだが、ここしばらく、文字を書いてない事に気付く。ブログの記事、つまり、キーボードでのタイピング、または携帯電話での文字入力は毎日やっているが…。
目から受け取った情報を、紙の上に反映させるまで、随分、時間がかかるんだ。パソコンで文字をうつよりもずっと遅いのだ。ストレスがたまる。また、「こんなんで疲れているようじゃ、俺はデスクワークは無理なのかな?」って思った。私は体力もない。あれ?働けない?割と絶望的。
途中から、京都市役所の職員さんがかけつけ、作業を手伝ってくれる。この人も、私のしている作業の大本のプロジェクトに関係しているらしい。割と気さくに話してくれる。気さく過ぎるくらいだ。
12時になり、13時まで休憩。区役所(というか役所全般)は休憩時間に厳しいそうな。出来るなら、昼の間も作業を続けたかったが…。
彼とは別々に食事を取ることになり、私はタバコを吸いたくなって、同志社大学の新町校舎に向かった。確か、ライターの売っている自販機があったはずだ。しかし、その自販機は、既になかった。結局近くのコンビニで、ライターを買い、タバコは自販機で買った。一本吸う。胸がしくしく痛む。
昼は、中卯で食べることにした。「おろし鴨うどん」(だったかな?)なるものを食べる。食券販売機に千円いれて、うどんを買う。お釣りを出つもりが、何故か「塩鮭単品」の食券が出てきた(ぼーっとしてた)、せっかくだから食べる事に。ある意味リッチ。塩辛かったー。
ご飯食べて作業を再開。助っ人がいると早い。私達は、区役所の一角で作業をしているために、まわりの会話も自ずから聞こえるのだが、役所の仕事を体感した気がした…。「離婚」とかそんな言葉が飛び交ってたな。
で、作業が終り、彼は帰宅。私は大学に戻る事にした。地下鉄の駅につくまで、私の研究生活の話になったけど、話を暗くするのも嫌だったから、「M4」の事とか、ぐーたらしていた事は話さないようにするが、卒業後の事とか、研究の進行状況の話しになると、口篭る。
普通の人は気付かない。街に駄目人間が割といる事を。
で、研究室に戻った。昨年度の4回生の一人が遊びに来ていたみたいだが、私をみての反応は淡白だった。まあ、そんなものだよな。で、疲れがピークだったから、机に突っ伏して寝ていた。本当に消耗していた。そんな中、教授が現れ、今日の作業成果を渡すとともに、明日の作業の説明に。明日は、東山区区役所に行くのだ。
その後は、ちょっとだけパソコン作業をしたが、なんか上手くいかなかった。同僚の院生に開き直って聞いてみようかと思ったが、たじろいでいるうちに彼も帰った。
しかし、今日は色々あって疲れた。
帰り、地下鉄二条駅で、肩を叩かれた。振り返ると、三年前一緒に芝居をしたイケメンが…!なんとまだ学生だった!7回生だそうな。私が学生である事を伝えると、彼は苦笑した。JRで途中まで一緒だから、一緒に帰る事に。当時、一緒に芝居した面々の近況を聞いてみる。皆、ちゃんと、社会に出ている。なんか、寂しくなった。仲間とか友達とかそんな言葉に違和感を常々感じている私だが、今はあってなくても、当時一緒に芝居をした面々は確かに存在して、その事を思い出せば、当時の事を思い出せるのだな。
私の人生が、この先、どうなるか分からないが、そんな優しい気持ちになれればいいのになあ。それには、まず、胸張って、自分の事を語れるようにならないと駄目だな。
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