デート~恋とはどんなものかしら~第9話感想&あらすじネタバレ注意・デートが楽しすぎる!依子と巧の自我が崩壊!あなたそれが本当に恋だと思っているわけ?
デート~恋とはどんなものかしら~第9話感想
デートが楽しすぎる!恋に舞い上がって恋愛不適合者の依子(杏)と巧(長谷川博巳)の自我が崩壊!「あなたそれが本当に恋だと思っているわけ?」
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。
依子の父の剣道仲間、鷲尾豊(中島裕翔(Hey!Say!JUNP))は完全無欠の好青年です。以前より依子に好意を寄せ、いい男っぷりを各所で発揮していたのですが、今回更に非の打ちどころの無さをアピールしました。あまりに全てが完璧すぎて、完璧なのにそこに打算が全くなくて、純真無垢な白馬の王子様的な感じで、「現実にこんな男性はいない!」と思わず叫びたくなりましたが、実際こんな男性がいて自分に好意を寄せられたら、オチない女性はいないのではないでしょうか。
そして、あの依子を「かわいい」と本気で思っていて、依子が何をしても全く怒る事も不快に思う事もなく、依子の失態でさえ自分が悪かったと言える鷲尾が一番変わり者だと思いました。
なによりも恋愛不適合者の依子には、これ以上ない救世主です。
あらすじ。
バレンタインの日、結納当日に破局した理系女子・依子(杏)と高等遊民・巧(長谷川博巳)。
依子は巧に背中を押されて鷲尾の元へかけつけ「恋がしたい」と打ち明けます。鷲尾は今まで振り回されたことを気にも留めず、「依子さんだって普通の女の子です、恋愛くらいきっとできますよ。自分が努力します、依子さんに恋をしてもらえるよう自分が精いっぱい頑張ります。だから、依子さんはそのままでいてください。明日デートしましょう。」開始数分で私はノックアウトされました。それに対し依子は相変わらずで「データ教えてもらっていいですか?」と、教えてもらったデータの数字(素数)について熱く語ってしまいます。それを見て鷲尾は、少し驚きながらも「かわいいな」と本気で思っていました。器がデカすぎます。
巧が帰宅すると家の前には幼馴染の妹・佳織(国仲涼子)が待っていました。「拾ってやってもいいよ」と言われたにも関わらず、ニートだよ?クズだよ?…2~3日考えてもいいかなと言ってしまう相変わらずな巧。「“割と好き”じゃだめ、ちゃんと恋をしろ。明日デートね、映画ならいいでしょ。何見るか決めていいから。」とこちらも佳織が男前っぷりを発揮していました。
早速、交際の報告の為に巧に電話する依子。
依子「尻軽女になったものです。」
巧「とんだスケこましだ。」
とお互い自分に起こっている事態に少し戸惑う様子。依子が交際に至る経緯を説明したところ「また数字(素数データ)に恋をしている」と依子に警告する巧。情報収集とか入念な(デート)準備とかしなくていい、鷲尾君に全て任せてありのままデートに臨むようアドバイスします。そして、ルール違反なのでもう元カレの自分とは電話しない方がいいとお互い同意し電話を切ります。
巧は電話を切った後、依子のことなのでありのままのジャージ姿でデートに行くのではないか・・・とふと不安に駆られます。
依子は電話を切った後、準備をしていない事が不安になり眠れず、ワインとお菓子で暴飲暴食をし、デート当日、チョコほおばりながらジャージ姿で待ち合わせ場所に。そこに現れた鷲尾は依子の姿に臆することもなく爽やかにデートに出発しました。デートプランはコンタクトの購入、美容院、服屋からの人力車デート。その後は依子の好きな家電量販店めぐりで食事・・・の筈が、昨夜の寝不足と暴飲暴食のせいで人力車で気持ち悪くなり、新しく買った鞄の中に粗相してしまいました…鷲尾は体調が悪いのに無理をさせた自分が悪い、と紳士に対応したそうです、完璧。
一方巧は、家に迎えに来た佳織を部屋に招き入れ、自分お勧めのDVDを見せ自分のおすすめの小説を読ませ、高等遊民デートプランを実行。おしゃれしてきていた佳織も、初めは付き合って映画を見て小説を読み感想を言い「勉強になったよ」と大人の対応をするも、我慢も限界「何のためにおしゃれをしてきたのか」と巧をカラオケに無理やり連れ出します。巧は仕方なく『喝采(ちあきなおみ)』『夜明けのスキャット(由紀さおり)』を熱唱。佳織に次はもう少し明るい曲を・・・と言われます。すると、佳織の友人らしき男性たちが佳織を見つけて部屋に入って来ます。そしてEXILEの曲をダンス付で熱唱。
依子も巧も疲労困憊で帰宅します。そして、その報告をお互い電話でするのでした。依子は巧に「相手の趣味を受け入れる事」とアドバイスし、巧は依子に「あなたが頑張らない人間になれた時、恋ができる」とアドバイスします。
二回目のデート。
依子と鷲尾はサッカー観戦。依子は相変わらずでサッカー戦術の本を読んでデートに挑みます。応援している内にヒートアップし、鷲尾より的確な指摘をするようになってしまいます。そんな姿を見ても、鷲尾はその事態を楽しむ器のデカさ(笑)また、依子はデート以外にもおしゃれも職場からするようになり、その為に同じ服を6着購入。ヘアアイロンを会社に持ち込み、慣れない事を頑張るのでらしくもなく寝坊してお弁当を作れないような事態も発生。遂には仕事で依子らしからぬミスをしてしまいます。
巧と佳織はまたカラオケに挑戦。巧はEXILEのCDを購入し練習した歌を披露しますが、テクニック不足でひどい音痴を披露します。今度は三代目j soul brothers なら音程が合うのでは…と更にCDを買い、服装もラフな黒色パーカーなものを購入します。(勿論ネットで代金引換、支払はお母様(笑))しかもカラオケ代を佳織に支払ってもらうのが悪いと思いアルバイト情報誌まで手にとる始末。
しかし、ふと依子も巧もデートを断る為に相手に嘘を付き始めます。依子は残業と休日出勤、巧は風邪。
そして、鷲尾に相談を受けた依子の父・俊雄(松重豊)が依子に様子を伺いに来ます。そして、依子が席を外した時、いけないいけないと思いながらも、依子の携帯の履歴を覗き見てしまいます。そこには毎晩巧と電話をしている履歴がありました。
週末、「休日出勤」と嘘をついていた依子のアパートを鷲尾が訪れ、強引にデートに繰り出します。スケート場、あまり楽しそうでない依子に鷲尾は、「楽しくないならやめましょうか、交際。自分といても楽しくないなら自分別れてもいいです。本当の愛とは相手の幸せを願うことだから。」と依子に尋ねます。そして同じスケートリンクには佳織と巧の姿が。巧も同じく「風邪」の嘘が佳織にばれ強引に連れ出されてきたのでした。仕組んだのは巧の幼馴染で佳織の兄・宗太郎(松尾諭)。
「お互い好きなんだろ」という佳織、それを完全否定する二人。毎晩電話しているから好きなわけではない。お互い相手のデートについてうまくいくようアドバイスしていただけだと言う。そして、デートを避けていた理由を二人はこう語ります。
依子「不本意なんです現状の自分が」
巧「困ったことが起きている」
二人「(デートが)楽しすぎるから困ってるんです!」
自分のペースを完全に崩され、自分の価値観すらひっくり返される事態に、二人とも戸惑っているのでした。
苦難を乗り越え、円満にカップルが正式に誕生しました。
そして依子は鷲尾に「2週間後に結婚してくれないか」と言います。以前、巧と付き合い始めた時に結婚をするつもりで式場を予約してしまっていたのでした。鷲尾は「巧と結婚する為に予約した式場では結婚できません。気持ちの問題で。」と断ります。その代り、二人が考え付いたのが巧の母・留美(風吹ジュン)と父・努(平田満)の結婚式。これを機に正式に寄りを戻してはどうかと提案します。
面白かったこと。
留美と努の結婚式当日、最後の最後まで逃亡する巧を依子が無理矢理式場に連れてきます。そして、巧は自分が高等遊民になった理由を皆に話しました。
出版社に面接に行った時、父・努の話が出されたそうです。薄っぺらい内容の本を書いて、たまにTVに出ている教育評論家。出版社に勤務したからってお父さんの本を出版したいなんて言わないでくださいね、と大笑いされました。巧はそれに対し、一緒に笑ってしまったそうです。そして帰途、ベンチに座ると立てなくなりました。周囲を見渡し、こんな人たちには絶対になれない…と絶望を感じ高等遊民になりました。
依子は巧の父に「教育は失敗していなかったと思います。巧さんは心の優しい方です。」と伝えるのでした。
そしてブーケ・トス、ブーケを受け取ったのは依子と巧でした。
「あなたそれが本当に恋だと思っているわけ?」
最終話に更にどんでん返しがありそうです(笑)
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
関連記事。
藪下依子(杏)29歳は国家公務員の理系女子。毎日のごはんメニューは周期的に決まったものを作って食べます。調味料はラベルを貼った容器に薬品か何かのように保管されています。愛車の原付自転車に乗る前には各所点検を怠りません。
デート~恋とはどんなものかしら~第1話感想&あらすじネタバレ注意・脚本はなんと「リーガルハイ」「相棒」「寄生獣」「三丁目の夕日」「少年H」の古沢良太!痛い女VS痛い男?!恋愛を全否定、理系女子・藪下依子(杏)と文系男子・谷口巧(長谷川博巳)が楽しくない初デートでやらかします!
高等遊民とは、明治時代から昭和初期に使用されていた言葉で、高等教育を修めたにも関わらず経済的に不自由がないため働かず、読書などをして過ごす人のことです。夏目漱石の『それから』の長井代助や『こころ』の先生が高等遊民でした。
デート~恋とはどんなものかしら2話感想&あらすじネタバレ注意・高等遊民(ニート)の谷口巧(長谷川博巳)がフラッシュモブプロポーズ?!理系女子・藪下依子(杏)が…。
女は全員自分の前には白馬の王子様が現れると思っています。理想の男をものにできる女なんてほんの一握り、殆どの女性は現実を思い知ることになる。「自分の相手はこの程度だ」と…その現実を受け入れた女から結婚していくのよ。
デート~恋とはどんなものかしら~第3話感想&あらすじネタバレ注意・婚活お見合いパーティで再開?!高等遊民・谷口巧(長谷川博巳)と理系女子・藪下依子(杏)がドン引きされまくり…だが、それがいい?!
カウントダウンまで残り数日、忘年会にビール一杯だけでいいから参加するようにと上司に言われ、ビール一杯をあおって帰ろうとするリケジョ・藪下依子(杏)。同僚が恋人とどこまでいったかの話題で盛り上げっているのを耳にします。
デート~恋とはどんなものかしら~第5話感想&あらすじネタバレ注意・好青年の鷲尾(中島裕翔:Hey!Sey!JUMP)が元ヤンの佳織(国仲涼子)がカウントダウンパーティーで…?!
カウントダウンパーティーからニューイヤーパーティーに移り変わる時、サイボーグ009に扮した巧(長谷川博巳)は幼馴染の妹・佳織(国仲涼子)に唇を奪われ、003に扮した依子(杏)は父の剣道仲間・鷲尾(中島裕翔(Hey!Say!JUMP))に唇を奪われます。衝撃的な出来事の後、大人たちは何事もなかったように解散するのでした。
デート~恋とはどんなものかしら~第6話感想&あらすじネタバレ注意・お雑煮の事件簿、新年ミラクル…ニートと鷲尾豊(中島裕翔)…どちらを選びますか?
依子の母・小夜子は胃がんと判明した際、「胃潰瘍」と依子に告げました。依子はその嘘に気付いた時、母親を問い詰めました。するとそれは、依子の為についた嘘ではなく、依子が知って泣いた時に自分がつらくなるから告げなかったのだと小夜子は言いました。
デート~恋とはどんなものかしら~第7話感想&あらすじネタバレ注意・母、留美(風吹ジュン)の死を覚悟!「佳織(国仲涼子)の切ない想いと鷲尾(中島裕翔)の真っ直ぐな想い。
巧が破いてセロハンテープで修復した婚姻届を差し出します。すると依子はそれは捨てて下さいと言うので、代わりに鷲尾がびりびりに破きます。巧は負けじと契約書を提示します。「契約したので契約は成立している!」鷲尾はそれも破棄しようと、分厚い契約書を必死で破きます。
デート~恋とはどんなものかしら~第8話感想&あらすじネタバレ注意・不等号から始まる恋?!理念で結ばれた依子(杏)と巧(長谷川博巳)が破局?!
感想の感想(ナカノ実験室)。
…まあ、結婚式の話題とか出てくると、最終話は結婚式の途中でステンドグラスとかをバンバン叩いて、乱入してきて、花嫁を連れ去るという典型的なあの映画のシーンしかないのじゃないか?と思いますが…?
しかし、『デート』ってのは、大変なんだな…と。どうせ、結婚して10年もしなうちに腹出して寝てるだろうから、適当でいいんじゃないの?とか思う私は、人間として終わっているのかも知れません(´;ω;`)。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口