OVERTIME最終回考
OVERTIMEが最終回になった。初連載にしては、初連載とか考えなくても、絵の綺麗な漫画だったから、少し残念だ。
さて、ジャンプ感想でも書いたが、主人公の一人、鷹見が死んでいるという設定が、少年の人気を得られなかったのじゃないだろうか?その辺りを考えてみたい。
①復活出来ない 鷹見は、火葬されて、墓にまで入っていたから、甲子園に行こうが行くまいが、生き返る事が出来ない。これが、ありがちだが、鷹見は植物人間か何かで生きていて、復活の可能性があれば、人気は少し変わったのじゃないだろうか?
②鷹見の幼なじみ 鷹見の幼なじみは、可愛いかった。恋愛要素は、あんまりなかったが、小さい頃の話とかを見ると、恋愛に昇華してもおかしくない間柄だ。
鷹見の方に、そういう素振りは、あんまりなかったが、恋人(ではないが)を残して死ぬ、そして、その霊が現世に留まっているのは、あまり気持ちのよいモノではない。実際、連載中に鷹見の幼なじみを効果的に使えていたとも思えない。
これも、鷹見の復活の可能性が残されていれば、扱いが変わっていたかもしれない。もっとも、それは幽遊白書かも知れない。
③野球が出来ればよい鷹見 正直、鷹見のキャラクターに、あまり共感出来なかった。野球が出来ればよい、生きる死ぬよりも、野球が優先されているような…。
もっとも、彼こそが、OVERTIMEらしさなのかも知れないが、その人物像は、読み手を突き抜けていたように思われる。鷹見は、天野先生の読み切り作品にはいなかったキャラクターだから、連載を意識した結果なのかと。
④琴吹に関して 正主人公(おそらく)の琴吹に関して書いてなかった…。
彼は、読み切り作品にも通じているキャラクターだと思う。主人公だけあって、作中で一番成長したキャラクターだと思うが、連載が終了してから考えると、鷹見に振り回されていた期間が長すぎたかも知れない。彼も、以前、野球をやっていて、そして、一度、夢を諦めたというエピソードがあった訳で、序盤でもっと有効活用出来たのじゃないかと思う。
そんな訳で、OVERTIMEに関して、一記事書いてみました。天野洋一先生の次回の連載を楽しみにしています。
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