相棒14第4話「ファンタスマゴリ」感想・譜久村(織本順吉)出演!柳本愛(伊藤久美子)の人生に、裏社会の怪物とロリコン腐れ爺…ネタバレ注意!
はじめに。
相棒14第4話「ファンタスマゴリ」の感想です。マンガ「万祝」とかを読んでいた私は、うほ!としたタイトルでしたが、内容もかなり面白かったです。
譜久村(織本順吉)出演!
俳優さんを調べてみると、がちで88歳の男性でした。相棒のキャストの中で最高齢では?と思いましたが、実際のところは分かりません。しかし、すごい役だったな…と。経済ヤクザというのでしょうか?
警察とかもうかつに手出しできない存在って、現実世界にいそうだな…と思いました。
柳本愛(伊藤久美子)の人生。
悲劇すぎるヒロイン。全然救いがない感じで…。シスターを目指していたけど、高校一年生の夏休みに、進路を変更したってのは、海外の別荘で腐れ爺に…ということなんでしょうね。実際のシスターさんの事情は分かりませんが、とても許せない…。
最初から最後まで救いがなかった感じが、とても悲しいです。
裏社会の怪物とロリコン腐れ爺。
いやー…怪物はキツい。これだけフォローの入らない犯人も珍しい。戦前生まれですから、壮絶な人生だったのかもしれないですが、もう、本当に悪いことしかやってない。傲慢で、豪胆で、金も力もあって、道徳観が欠如している上に、ジジイって、どうにもならんな…と。
ロリコン腐れ爺だと思って時は、テレビの中のドラマの役でありながら…「死ね!」って本当に思いましたね。後半に怪物ジジイへのダメ出しが淡々と行われるのは、痛快でしたが…。
壮絶なラスト。
…なんてこったい…と。救いがないというか…どうしょうもないというか…。後半の解説が多いな…とか思ってましたが、忘れられないラストとなってしまいました。やるせなさというか、なんというか…視聴し終わった今、とても充実しております。
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