小説「虫と呼吸」
白い部屋。
「あ、今、虫が息を吸った。…。吐いた。」
豚飯のタカオが言った。
「よし、お前、虫が息をするのはお前のせいだ。虫と同じ数、お前も呼吸しろ。」
はぁ!?
…呼吸をしないとボコボコに殴られた。呼吸をするにしても、5分も立たないうちに、鼻血が出てきた。
「よし、お前、絵を描け。虫の絵を描け。」
豚飯のタカオが何か言っている。
「何、赤い色と肌色があれば描けるだろう。あ…。」
豚飯がやって来る。白が足される。
それから、ずっと絵を描いている。豚飯は、ずっと寝ている。そろそろ、飽きてきたので、豚飯の隙をついて、外に出ようと思う。
僕が外に出たら、やっぱり、豚飯は泣くのかな?
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