小説「白い霧とトマト」
白い霧の朝。
朝起きたら、豚飯も起きてきた。
「何か作ってくれ。」
と言うから、ラーメンを作ってやった。思いつきで、トマトジュースを入れて、トマトソースにした。殴られると思ったけど…
「濃いな。」
と言いながら、美味そうに食べて、牛乳をガバガバ飲んでいた。そして、テレビで大根の料理の特集を見て、
「お休み。」
と言い、部屋に戻って行った。二、三回、オナニーをして寝るのだろう。
…こんなに簡単に外に出られるとは!正直、僕が外に出るのは、豚飯が死んだ時だと思っていた。呆気なく、外に出れた。
外は寒く、霧が出ていた。駅につくとタバコを吸った。まだ、今日は始まったばかりだが、何かが一つ終わった気がした。
外で何をしようか?豚飯はまだ生きている。
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