「のっち」の生まれた日。
僕の事を「のっち」とか「のっちさん」と呼ぶ人は多いが、その呼び方が、どのように生まれたかは、知らない人は多い。だから、その辺りの事を書いてみる。
あれは、大学生で、一回生の夏休みだった。当時、下鴨劇場に入り立てで、大学に入って初舞台の団内発表の「バンク・バン・レッスン」の練習で、京都府立大学の合同講義棟の第一講義室(当時)にいた時だった。
練習の合間、先輩達の雑談の輪の側にいると、三回生の先輩が、何の脈絡もなく…
「のっち。」
と呼んだのだった。それまで、私にはあだ名がなく、普通に「中野君」と呼ばれていたのだが、この日から「のっち」と呼ばれるようになった。聞いてみると、「中野っち」を略して「のっち」だったらしい。
あれから八年になる。私に名前を与えた男は、弁護士になっているそうな。また、その男は、いつだったか忘れたが、
「芝居で食って行くのだろ?」
とも僕に言った。その時、彼は、僕に何を感じてくれていたのだろう?
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