夢日記・工員
アルバイトに来ている。肉体労働だ。
社長に言われて、鉄パイプを支える。人柱だ。副社長は、社長に次の支持を出すように言っている。この副社長、社長よりも年上で、何かと幅をきかせているのだ。
社長は、作業員達に穏やかに支持を出したが、副社長的には気に入らなかったのか…
「あかんあかん!職人なんてのはアホなんやから、もっと、ビシっと言え!」
現場はなんとも言えない空気が流れる。苦笑いだ。しかし、社長は、自分には自分のやり方がある、と言った。副社長の負けだ。一時的に退散する。
この間、ずっと、私は鉄パイプを抑えていた。すぐに副社長が戻って来て、私に言う。
「今、大学院なんやてな。卒業したらどうするの?」
「あの、まだ決めてません。」
「決めてないって、どうするつもりなん?」
嫌がらせだ。社長に言い負かされたから、その鬱憤を晴らそうとしているんだ。
「今、仕事には関係ないですから…」
「関係ないて、大事な事違うの?」
「いや、もう、勘弁して下さい。今そんな話されたら、思考が停止して、冷静でいられなくなります。」
僕は病んでいた。だから、正直に自分の心の不調を訴えたが、副社長はお構いなしだった。そんで、キレた。
「ええかげんにせえよ!嫌や言うてるやろ!なんぼほどしつこいねん、お前!だいたいな、みんな、ウンザリしてんね。ええかげん空気読めや。あんたの言う事は伝わらへんねん。」
というような事をぶちまけていた。言うだけ言って、どっかに行ったと思う。社長は、私を咎めようとした時、現場が長い工員で、伊集院光そっくりな男が社長の肩を掴んだ。彼は何も言わなかったが、目は、「あいつの言う事も、もっとも。」と言っていた。
現実でも、夢の中のように声を発せたら…。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口