ブログ小説・恋「10幸福論」
シェアブログ1に投稿 あのコが幸せになる事が一番なのに、心がそれを許してくれない。
楽しい事は過去にある。だから、過去ばかり振り返ってみてしまう。だが、しかし、僕と彼女の未来を想像した時…何もない。何も思い浮かばない。僕と彼女は、決定的に終わってしまったんだ。
だから、
いつも、
過去ばかり、
見てしまう。
彼女は元気にしているだろうか?幸せにしているだろうか?そう考えた時、思考の裏側で、不幸を願っている。自己を嫌悪する気持ちとは、こういう事なんだろう。消えてしまいたい。何の痕跡も残さずに、この世から、消えてしまいたい。
嗚呼、全人類が幸福になれるなら、どれほど素晴らしいだろうか。僕の幸福は消えてしまったけど、それでも、皆、幸福になれるのだろうか?嗚呼…。
日々、彼女の事を思い出し、忘れようとして、足掻いている。彼女は、僕の事を覚えているだろうか?思い出してくれているだろうか?
何も答えが出ないまま、今日も1日が終わる…。明日も苦難の日々がやって来る。
明日なんて来なければよいのに。僕がホームで叫ぶまで、この繰り返しは、やまない気がする。
end
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